「子どもの文化」2020年12月号、子どもの文化研究所. 2020.11
特集 もう一つの現実<ファンタジー>をめぐって
日本は、様々な場所でファンタジーがあふれている。ファンタジーは、「行きて、帰りし物語」が基本だったのに、現在は世界に留まる物語となってきている。「もう一つの現実」を求めるあり方は、いったい何を意味し、何をもたらしているのだろうか。様々な面から、ファンタジーについて探っていく。(子どもの文化研究所サイトより)
「ファンタジーとテーマパーク」(pp.19-24)
「アルク 子ども英語カタログ」2014年版、アルク出版、2013.1.
英語絵本の魅力として、「エリック・カールの世界」(p.101)、
「マザーグースとDr. Seussの世界」(p.107)を紹介しました。エリック・カールは、色や表現への挑戦、ドクター・スースは言葉遊びのおもしろさ。どちらの絵本作家も、その時代の子どもに向き合う、なまじっかではない信念をもった迫力ある人たちでした。だから、読み継がれ、愛されつづけています。
「AERA with Kids」2012年秋号、朝日新聞出版社、2012.11.
「人気作家のおすすめ名作、隠れた名作」(p.64-74)で、リンドグレーン、プロイスラー、スタルク、マクラクラン、高楼方子、岡田淳など、日本と海外の作家について複数の本を紹介しました。選書は、AERA with Kidsでこれまで紹介された作家など、編集部とのすりあわせでおこなっています。時間をかけて取材して頂きました。完成誌面は、表紙絵を見るだけでも楽しいです。紹介した本がどんどん読まれていきますように。
「ジュニアエラ」2012年8月号、朝日新聞出版社、2012.7.
1か月も前の話になってしまいましたが、6月に取材を受け、「ジュニアエラ」8月号の「長編、冒険、異国のかおり……夏休みに読みたい物語」の紹介と読書感想文のコツが記事になっています。いくつか紹介しましたが、読書感想文という点で編集部からのおすすめに採用されたのは、変なひとたちとの一期一会『ふるさとは、夏』(芝田勝茂)、すずき出版のラインナップのなかでも、児童労働という点で自分の身に置き換えやすい『イクバルの闘い』(ダダモ)、戦争と日系アメリカ人にも発見があるはず『草花とよばれた少女』(シンシア・カドハタ)、長編からシリーズの醍醐味もあるであろう『影との戦い』(ル=グウィン)以下、でした。なんというか、私好みのセレクションになっております。「たたかい」が2つも入っているのは偶然です。